ママにも出来る害虫駆除

園芸・農業大好き、でも虫は嫌い!主婦による害虫奮闘記

アメリカミズアブとは?

今日もご訪問ありがとうございます。今日も元気なモンキーママです。
よろしくお願いします。

 

さて、こんな虫をご存じですか?

 

アメリカミズアブ

アメリカミズアブ

昔、水洗式便所が普及するまでは、便所周辺でよく見かけられたため、「便所バエ」と呼ばれていたこの虫。

私の実家でも子供の時にはよく見かけました。

 

正式には『アメリカミズアブ』と呼ばれる虫なんです。

今でも浄化槽や生ごみ、コンポスト周辺ではよく見られる虫なんですよ。

 

名前の通り、原産地は北米、中米で、日本には、1950年頃に侵入してきたとされています。今では、本州、四国、九州をはじめとして全国に生息しています。

 

生息場所が不衛生な場所なので、不潔ではありますが、特に人を刺すわけでもなく、放っておけば害のない虫なんですが・・・

 

やっかいなのが、幼虫!

あえて、ここでは写真を載せませんが、『ザ・幼虫』と呼べるような典型的な幼虫。

浄化槽やコンポストで大量発生した姿を想像すると寒気がします。

 

さて、この幼虫、もっと厄介なのが、殺虫剤が効かない事なんです。

市販の殺虫スプレーなんかは、何をかけても死にません。液体の殺虫剤や粉末の殺虫剤をかけてもなかなか死にません。

この虫が大量発生したときは本当にやっかいですよ。

 

そこで、効果的な方法を1つ、ご紹介

『脱皮阻害剤』

名前の通り、幼虫のホルモンバランスを崩し、脱皮に失敗させる薬なんです。幼虫にかけても、すぐに死ぬことはありませんが、その後、脱皮に失敗して成虫になることなく死んでいきます。

即効性はありませんが、少しづつ数が減っていき、やがて全滅します。

 

虫の立場から考えてみると、なんとも恐ろしい薬ではありますが、どうしても困った時には1度試してみて下さい。

 

では、また明日~。