今日もご訪問ありがとうございます。今日も元気なモンキーママです
よろしくお願いします。
今日の我が家へのお客さんはこの虫でした。
特長的な体形、体色、すぐに種類と特定できるだろうと思っていました。
が・・・苦労しました。
虫の特定は最初が肝心!
まず何の仲間なのか?ここを間違えると、正解にたどり着くのが難しくなります。
今回はここを間違えました。
一見して羽の形から『ミズアブ』の仲間ではないかと考えてしまいました。
先日撮ったアメリカミズアブの写真
羽の形が似ていると思いませんか?
出だしで間違えたので大変です。
ミズアブの仲間でも、アブの仲間でも見つからず・・・
その後は
アメバチ・コンボウアメバチ・ヒメバチ・コマユバチ・チビアメバチなどなど。
似たような虫は出てくるのですが、完全に一致する虫が見つかりません。
そして!
ようやく答えが見つかりました。
『サトジガバチ』
これがこの虫の正体です。
このジガバチは、狩人バチとも呼ばれ、昆虫を捕まえては巣に持ち帰り、その獲物に卵を産みつけるという恐ろしい虫なんです。
サトジカバチの恐ろしい話し
狩りは幼虫の食糧確保のために行なわれます。地面に穴を掘って巣を作った後、幼虫の食料にする獲物を捕らえて毒針で毒を注入します。毒を注入された獲物は死ぬことないのですが、神経を麻痺させてられ、全く動けません。
その後、動けなくなった獲物に、卵を産み付けます。卵は獲物の体の上で孵化し、獲物を殺さない部位からじわじわと食べていきます。最後に獲物を食べつくすと、蛹になり、10日ほどで羽化をして巣穴を出ます。
なんとも恐ろしい食性を持った虫です。
虫の世界に生まれなくて良かったと実感させられました。
では、また明日~。