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さて、この季節になると出てくるんです。
この虫が・・・・
見たことないですか?
コンクリートの上を歩き回る、無数の赤い点。
小さな小さなクモのような、アリのような、ダニのような虫。
この虫の正体は『タカラダニ』なんですよ。
タカラダニとは?
・タカラダニは昆虫ではなく、ダニの仲間で、その多くは赤~赤褐色。
・ダニの仲間としては比較的大型で体長は1~2mmで肉眼で確認できます。
・体がおびただしい数の毛で覆われているのが特徴です。
体長は1~2mm、さすがにマクロレンズを使ってもこれが精いっぱい。
そこで、秘密兵器の登場です。
以前にも紹介した『オリンパス Tough TG-5』
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このカメラの特徴である顕微鏡モードで撮影してみました。
更に拡大!
さて、正体がわかったところで
タカラダニの発生時期
4月下旬頃から日当たりの良い公園のコンクリートや階段、家庭の門壁やベランダ、橋の橋脚などさまざまなコンクリート壁で見かけるようになります。ただし、梅雨から夏前には数が減少していき、夏頃には見かけなくなります。
エサは何?
食性は雑食で、自分より小さなな生物を捕食するほか、コンクリートやアスファルトに散らばっている花粉、コケや菌類が出す胞子などを餌として食べています。コンクリートの上でよく見られるのは、多孔質の材質にたまった花粉を食べているのではないかと考えられています。
被害は?
タカラダニは人や犬などの哺乳類を刺すことはありません。ただ、体液が真っ赤なので、壁や洗濯物に付いている所をうっかり潰してしまうと跡が残ります。公園などでコンクリートの椅子に気付かずに座って、服にタカラダニの赤い色がついてしまうこともあります。
長文になってしまうため、対策については明日紹介しますね。
では、また明日~。