今朝もお弁当作り(5個)に追われているモンキーママです。
本日もよろしくお願いします。
さて、先日からこんな記事を書いています。
秋の風物詩ともいえるミノムシが実は激減しているというお話し。
お正月休みに近くの山を探し回りましたが見つけることが出来ませんでした。
ミノムシはどこへ行ってしまったのか?
そこで、ミノムシについてお勉強してみました。
そもそもミノムシとは?
ミノガ科というグループに属する蛾の幼虫の総称で、日本では約40種類ほどが知られています。その中でもよく見かけるのが「オオミノガ」「チャミノガ」の2種類。私が知っている枝にぶら下ってプランプランしていたのがこの種類と思われます。
不思議なミノムシの生態
オスには口がない
ミノムシのオスにはなんと、口がありません。餌を食べることはなく、オスは成虫になると蓑の下部にある穴から外に飛び出し、そしてメスが発する匂いを頼りに飛び回り、パートナーを見つけると交尾。そしてそのまま息絶えてしまうのです。なんとも壮絶な一生です。
メスは足も羽もない
一方のメスはどうかというと、オスと異なり羽も足もありません。つまり動くことができません。メスは成虫になると蓑の中からひたすら臭いを発して、オスが見つけてくれるのを待ち、無事に交尾をすることができると、すぐに数千個もの卵を産んでそのまま力尽きるのです。
オスもメスも壮絶な一生ですね。
何故?こんな生態なんでしょうね。
さて、そんなミノムシがなぜ絶滅の危機を迎えているのか?
原因はオオミノガに寄生する『ヤドリバエ』にあるようです。
身動きのとれないミノムシは、このハエに寄生されると抵抗することもできず、幼虫に食い尽くされてしまいます。ミノの中はハエの幼虫だらけになってしまうようです。
恐るべし虫の世界
私たちが知らない小さな世界ではこんな攻防が日々繰り返されているのですね。
知ってしまうとますますミノムシが見たくなるというもの。
まだまだあきらめずに探し回りますよ。
このブログで報告できるように頑張ってみますね。
では、また明日~。