本日で連続ブログ更新95日。計算上は元旦に100日を迎えることになります。
ちょっとうれしいモンキーママです。
よろしくお願いします。
さて、本日はちょっと気になるニュースを見つけたというお話し。
私の実家は和歌山県でお米・畑・みかんを作っている農家なのですが、
その和歌山県で、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」の被害痕跡が
初めて確認されたそうです。
クビアカツヤカミキリの特徴
- 成虫で体長3~4センチ
- 全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色になっているのが大きな特徴
- 幼虫が寄生して樹木の内部を食い荒らす
- 被害木 サクラ、モモ、セイヨウスモモ(プラム)など、主にバラ科の樹木
- 幼虫は樹木内部で2~3年かけて成長し6月~8月に成虫となって外に現れる
繁殖力が非常に強く、2012年に愛知県で見つかって以来、生息範囲を全国に拡散中
このような形跡を見つけたら要注意です。
幼虫は樹木内部を食害する際(3月~9月頃)に、大量のひき肉状のフラス
(木くずと糞の混ざったもの)を樹木の外に排出します。
クビアカツヤカミキリを確認したときの対処法
- 成虫を見つけ次第駆除する。
- フラスが発生し、カミキリが侵入したと思われる穴に薬剤を注入する。
※幼虫が木の中に入り込んでいることから、殺虫剤が届かず、駆除が非常に難しい。
既に各自治体が対策に乗り出しています。
大阪府堺市は、ホームページで「ハンター」を募り、クビアカツヤカミキリを見つけ、写真を送った市民に抽選で記念品を贈呈
徳島県では、クラウドファンディングで研究資金を募り、集めたお金を原資に、地元の大学生に成虫採取を呼びかけ、1匹500円で買い取っている。
各地でこのような取り組みが行われているくらい要注意なクビアカツヤカミキリムシ
最悪の場合は、日本人の大好きな『お花見』が出来ない日が来ないとも限りません。
数年前に話題になった毒アリ(ヒアリ)もしかり、良くも悪くも国際化の時代。
外来種がどんどん入ってくることは避けられないのでしょうね。
素早い対策を望みます。
では、また明日~。