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皆さんは『熊田千佳慕』さんをご存じですか?
「日本のプチファーブル」と呼ばれ、2009年に98歳で亡くなられた細密画家で、愛称・クマチカさんとして親しまれました。
花や昆虫といった自然界を対象とした作品が多く、98歳で亡くなるまで細密画家として生きた熊田千佳慕さん。
戦争と関東大震災を経て、子どもたちに命の大切さを伝えるため絵本画家になる決心をしたそうで、「私は虫であり、虫は私である」という境地に至るほど小さな生物の世界を愛し、虫の目線に寄り添ったとされています。
「見て、見つめて、見極める」をモットーに、たくさんの名作を遺されました。
私はこの「見て、見つめて、見極める」という言葉が大好きなんです。
こちらの写真は
『熊田千佳慕 クマチカ先生の図鑑画集』
「日本のプチ・ファーブル」熊田千佳慕が98年の生涯をかけて描いた生き物への愛にあふれる704点もの作品たちです。生き物の解説つきで見る楽しみ・知る楽しみ満載の豪華な“図鑑画集”です。
筆の穂先数本のみを使って昆虫の細かい毛や、植物の葉脈一本一本にいたるまで丁寧に描かれた細密画の数々は、1枚の絵を描くのに、数か月も有したそうで、そのため金銭的には苦しい生活が続いたようです。
それでも「納得するまで描く」と、自らの信念に忠実に描き続けました。
何でも簡単に手に入る今の世の中とは真逆の生き方ですね。もちろん私なんかには真似はできませんが・・・
「見て、見つめて、見極める」
何事も一目見ただけで判断せず、じっくりと見極める目を持ちたいと思います。
では、また明日~。