三連休も朝5時起床のモンキーママです。
本日もよろしくお願いします。
さて、今年は本当に暖かい日が続きますね。
これは昨年のちょうど今頃に撮った写真なんです。
家のベランダで雪だるまが作れるくらい雪が降ったりしていたのですが・・・
それに比べると今は本当に暖かく感じます。
さて、雪が積もると撒くものといえば、真っ先に浮かぶのが『塩カル』ですよね。
冬になると橋の上や歩道橋なんかに置いてあるのをよく見かけます。
積雪に備え道路の各所(橋の上、急な坂道、急カーブ)に置いてあり、積雪や凍結などで路面が危険な状態にならないよう、通行者が自主的に撒布することができるようになっています。
融雪剤(雪を解かす薬剤)とも呼ばれ、成分が水に溶けて氷点温度を下げて0度以下になっても凍らなくするはたらきがあります。それと同時に塩化カルシウムが水に溶けるときに発生する溶解熱で雪を溶かします。
弊害としては、塩化物が金属を錆びやすくする働きがありますので、車など融雪剤のまかれた所を通ったら水をかけて落としておかないといけません。
凍結防止剤と融雪剤
- 凍結防止剤・・・凍結温度を下げて凍りにくくする商品
- 融雪剤・・・熱を利用して雪を溶かす商品になります。
代表的なものとして、塩化ナトリウムや塩化カルシウムがありますが、 塩化ナトリウムの凝固点は、-20度程度と塩化カルシウムと比較するとその温度は高くなっていますが、持続力に優れています。持続力を長く保つことができる塩化ナトリウムは、降雪に備えることに適しています。
- 降ってから雪を解かすのに最適なのが塩化カルシウム
- 降る前に撒いておくのに最適なのが塩化ナトリウム
最近では塩化物の弊害を嫌って、尿素を用いることもあります。金属やコンクリートへの負荷が小さいという利点がありますが、高価な上に高温状態になると匂いが出る場合があります。
今でも雪が降ったら塩化カルシウムが一般的ではないでしょうか。
今年がいくら暖かいといっても、このまま春を迎えることはありません。万が一の積雪に備え、融雪剤や結防止剤をご用意しておかれてはいかがですか?
では、また明日~。